物語消費しすぎ地獄へようこそ

何かしら作られたもの、作られてしまうもの=物語を消費せずに一日を終われない。

たぶん完走 今期ドラマ&アニメ

今期ドラマ&アニメもあと1か月半もしないうちに最終回を迎える。今期見ているドラマ&アニメ、たぶん完走する。

ドラマ

この恋あたためますか

TBS系火曜日夜10時放映

どう考えても、中村倫也演じるクールな社長と森七菜演じるヒロインがくっつくのは規定路線で、いいやつで当て馬枠の仲野太賀が本当にかわいそうで気の毒。もはやストーリーはどうでもよくて中村倫也を見るためだけに見ている。

ヒロインのライバルの石橋静河石橋凌原田美枝子の娘なんだそうで、なんか地味なのは髪型のせいじゃないかと思う。彼女がクールな社長とうまくいく予感はまったくない。もっとゆるふわにしたらかわいくなりそうだし、気を持たす展開に真実味をもたせるのではないか。
森七菜は宇多田ヒカルに似ているけど、気づくとりっぱな鼻ばかり見ている。わたしの好みは忘れ鼻系の女優なのだ。

www.tbs.co.jp

恋する母たち

TBS系金曜日夜10時放映

柴門ふみ原作。原作は未読。連載中コミックだからか、今年放映された「女ともだち」に感じた変な古臭さは感じない。
バリキャリ母の吉田羊と、ネトラレ母の木村佳乃、セレブ母の仲里依紗は子どもが同じ私立高校に通うことがきっかけで知り合う。

木村佳乃の相手役の小泉孝太郎がなんだか暗いイメージの役を演じていて非常に新鮮だ。ストレートに感情をぶつける木村佳乃に小声で、でも聞こえるように「めんどくせぇなー」と吐き捨てるシーンは最高だった。
また、吉田羊のビッチぶりもたまらない。バリキャリでかつビッチ。最強ではないか。夫役の矢作さんがかわいそうだけど。
落語家役の阿部サダヲは器用さを発揮して一見落語はうまそうに見える。そばをすするのは練習したんだろう。声優よりもずっとうまかった。江戸の風は感じないけどね。

三者三様の結末の転び具合はなんとなく予想がつきそうな感じがするけど、たぶん最後まで見る。

www.tbs.co.jp

共演NG

テレビ東京月曜日夜10時放映

かつて恋愛関係にあった女優と俳優が25年ぶりに連続ドラマで共演をはたす。25年前から共演NGだった二人だが、そのドラマ、共演NGの俳優だらけだった。という話。陰で仕切る脚本家役の斎藤工はたぶんこれからその暗躍ぶりを発揮するんだろう。

鈴木京香はここのところテレ東でのドラマ出演が続く。このドラマでもとってもきれいだ。おそらく細かいアドリブを入れているのであろう中井貴一との息もぴったり。
ドラマ制作お仕事ドラマとして見ている。正直主役二人の色恋には興味はない。

www.tv-tokyo.co.jp

極主夫道

日本テレビ系日曜日夜10時30分放映

主演の玉木宏が龍になりきっていてよい。婦人会会長のMEGUMIとのからみが最高に笑える。元天雀会会長夫人の稲森いずみが元極妻を楽しそうに演じているのもいい。
この3人を見るために見ている。

でも原作にあるギャグやエピソードで1時間をもたせるのにはかなり厳しいところがあり、なぜ30分ドラマになかったのかといつも思う。
1時間ドラマにするために、原作にない美久に連れ子がいる設定とかいらんことをしなければならなくなったんだと思う。川口春奈はかわいいけど、小学生の子がいるようにはどうしても見えない。

原作で声出して笑ったようなギャグは来年放映のアニメ(龍役は津田健次郎さんだ!やったー!)に期待しよう。

www.ytv.co.jp

漫画『極主夫道』津田健次郎が主演でアニメ化! | アニメイトタイムズ

姉ちゃんの恋人

フジテレビ系火曜日夜9時放映。

脚本は岡田惠和。主演有村架純
有村架純はかわいいけど、3人の弟を養うサバサバ系姉ちゃんにはやはり無理があると思う。小池栄子がその分がんばっているけど、似たような人がきちゃったよ感が否めない。
かつてのファミリードラマ系のBGM多めの演出は現代ドラマには合わない気が。朝ドラ「ひよっこ」にドはまりしたので、岡田惠和脚本ドラマは見るようにしているけど、これはちょっと古臭さを感じる。「ひよっこ」は時代が昭和だったからあの演出がはまったんだな。
つきあってもいない男女が朝のファミレスで肩寄せあって居眠りするとか、ありえないし!どんなファンタジーだ!

有村架純の相手役の林遣都の犯した罪について前回明らかになったので、その後どうなるか、たまに仕事を休むことがある藤木直人演じる配送部の先輩の謎とか、気になるところがあるので最後まで見るつもりではある。

www.ktv.jp

さくらの親子丼

フジテレビ系土曜日夜11時40分放映

シリーズ3作目。

1作目は、真矢みき演じるさくらさんが自宅の古本屋の住居部分を開放して、非行少年・少女や家出少年・少女の居場所として提供し、そこで親子丼をふるまって子どもたちの心を開くというストーリーだった。

2作目は舞台を子どものためのシェルターに移し、そこでさくらさんは食事係として働くようになる。

本作では2作目の続きのストーリー展開で、新キャラとして南海キャンディーズしずちゃん、新人弁護士の新川優愛が登場している。
お昼の帯ドラマ的な演出がやはり古臭い感じだ。これはもうシリーズを最後まで見たいという思いだけで見ている。
前作よりも家裁での場面が増えていて、より問題提起をしようとしているのがわかる。
真矢みきがシリーズごとに普通のおばさんぽくなってきているのがいい。いつ「あきらめないで」と言うか期待しているけど、言うわけがない。

www.tokai-tv.com

監察医 朝顔

シリーズ2作目。
前作で結婚・出産した監察医の朝顔上野樹里)が家族と助け合いながら仕事に取り組む様子が描かれる。一話完結型。
前作同様東日本大震災で行方不明となっている母親探しは行われているが進捗ははかばかしくない。
上野樹里の抑えた演技がいい。

www.fujitv.co.jp

#リモラブ~普通の恋は邪道

日本テレビ系水曜日夜10時放映

今一番前のめりに見ているドラマ。
首都圏にある大手企業の産業医の女性(波瑠)がネトゲで知り合った男性とメッセージアプリで交わす会話が日常の中でほっとする時間をつくっているということに気づき、好意を持ち始める。その相手が実は身近にいる人ではないかと思い出して...

舞台が新型コロナウィルスが蔓延する日本であるからか、妙に今の気分に寄り添っているような感じがする。
最初は波瑠演じる女医の不遜な態度があまり好きではなかったけど、勘違いによる暴走を繰り返す様がかわいらしくいじらしく感じられてきた。
脚本は「スカーレット」や「ホタルノヒカリ」を書いた水橋文美江で、独特なセリフ回しもおもしろい*1

前回メッセージアプリの相手の男性が、やりとしている相手が波瑠だということを知り、最終的にお互い好意を告白しあってめでたくお付き合いが始まった。昔のドラマだとここで元カノや元カレが出てきてひっかきまわすという定番展開があるんだが、さて。

ちなみにわたしは、五文字くんを演じる間宮祥太朗派です。嘘をついて波瑠の心を射止めたけど、後になって嘘を謝って素直な気持ちを表明したところは清々しい青年ではないかと思ったし、子犬を想起させるような様子がかわいいじゃないか。『麒麟がくる』での左馬助役もいいよね。

www.ntv.co.jp

アニメ

ゴールデンカムイ(第三期)

すんません、撮りためたままです。年末年始に見ます。

池袋ウエストゲートパーク

原作読んでる途中。クドカン脚本のドラマは未視聴。
設定が現代に置き換わっても何ら違和感なし。1話完結形式のミステリというのもいい。
真島フルーツの店主、マコトのママが存在感ましましなのも原作と違っていいね。

kamuy-anime.com

体操ザムライ

ユーリ!!! on ICE」を手掛けた制作会社が放つ、器械体操アニメ。

30歳になんなんとする主人公荒垣がふたたび体操の第一線に返り咲こうとする。舞台となるのはアテネオリンピック前の日本。なので二つ折り携帯やアンテナを伸ばすタイプのストレート携帯が登場して妙になつかしい。

しかし体操の場面を見たいのに、なかなかストーリーが進まない。公式試合はまだ1回しかなく、しかも主人公の体操の場面がほとんどなかった。
最初からスケートの場面がたくさんあった『ユーリ~』とは違ったアプローチが吉と出るのか。
アテネオリンピックに主人公は出場できるんだろうか。
栄光の架橋」ははたして流れるのか。

taiso-samurai.com


アテネオリンピック男子体操金メダル 冨田(鉄棒)

*1:男性看護師とその恋人との「かわいいぞ、このやろう」「かわいいぜ、このやろう」と同じようなセリフを繰り返すとかね