月のふりかえり 11月~コミック編
11月は好きな漫画家の作品が完結し、大好きなコミックの最終回まであとちょっとということが分かった月でした。
アーサー先生とモモエ先生がついに!?本当か?っていうかモモエ先生はウブすぎる。
陽が既婚でしかもひどい目にあっていたことが明かされる。
イエに支配された人たちのつらい現実。ファッキン家父長制。
コメディが多めなのは次巻に最終章(!)の長編が収録されるから。
藤部長がどうなってしまうのか非常に心配。桜の幸せとか毛玉やツンもプライベートはどうなるんだろうか。
とにかく次巻が楽しみというかちょっと怖い。
料理のレシピをシロさんはじめ登場人物が説明してくれるのだけど、わたしは料理が好きじゃないのでその部分をほとんど読まなかったら、ものすごく早く読み終わった。
あまり好みのタイプじゃない相手と暮らしているシロさんなのだけど、それがケンカもほとんどしない、実はとても気の合う相手であることに思い至る。結局人と暮らすというのはそうでもなければ、ただのストレスであって、そんな家にはいたくないよね。
本書のレシピの一つが劇場版「きのう何食べた?」に使われていた。映画ではケンジとシロさんがふたりで作っていて、セリフなのかアドリブなのかわからない自然な会話がとてもよかった。
Prime Readingに3巻まで入っていたので読んだ。
子どもの頃に大事な人を殺された少年二人が大人になり、それぞれ刑事とヤクザという対極の道を選んだが、それはその事件をもみ消した人物に迫るためというストーリー。
刑事になったほうの人物は表面上はぼんやりしたドジっ子なんだけれど、検挙数は所轄署ではナンバー1。ヤクザの方は組の若頭にまで成り上がっている。
刑事が足のつかない銃で人殺しをしたりして、ちょっと引いた。
このコミックはすでに24巻まで出ているので先はまだまだ長い。長すぎるので4巻以降は読むことはないと思う。
完結。
イズリアンが出現しなくなる未来があと8年ぐらい先になりそうという見通しがたったところでアクタの千葉への帰還が決まった。
稲井カオルは好きな漫画家なんだけど、やっぱり話の中心の二人がもっと丁々発止の会話をしてほしかった。アクタくんの成長が少々遅かったせいかな。
触法患者(「法に触れる 行為をしたが刑罰を科すのが不適当だと判断され た」精神障害者)を看護することになった夜野さん。その前に看護に疲れたのか慣れ切ってしまったのか仕事がうまくいかない。
そこで精神医療に携わる人たちの集まりに誘われて、精神科の医師の話を聞く。患者をサポートする人たちも人であり、心を病むこともある。それでもその仕事を辞めない。
夜野さんは病院での看護師を経験して自分のやりたいことを見つけ、そこに一歩踏み出す。
完結。
奏が世界初演となる演目の本公演の前の抜粋公演で中心となる役の一つを演じることになる。
クラシックバレエとは異なる振付に戸惑い、うまくできない自分に焦るが、振付師のアビーや本公演の同役のプロダンサーたちの助けもあってだんだん振りや役を理解するようになる。
奏はいい意味でも悪い意味でもオープンで素直な性格で、奏の役をあきらめない同級生にも振りの動画を見せたりする。この性格がこの先吉と出ればいいのだけれど。
プロのバレエダンサーになるにはとにかくお金が必要で、お金持ちとはいえないうちの子である奏のような子は奨学金をもらえるような優秀な生徒になるしか道がない。またケガのリスクもつきまとう。本作ではひどいケガをする人が出てきておらず、そこに不安をおぼえる。