物語消費しすぎ地獄へようこそ

何かしら作られたもの、作られてしまうもの=物語を消費せずに一日を終われない。

2019年度読んでよかった~コミック・コミックエッセイ編

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ちなみに、2019年度に読んだコミック以外の本(雑誌除く)は80冊だった。目指せ100冊、は毎年の目標。

さて、コミック・コミックエッセイ編。

2019年度に読んだのは257冊だった。うち電子書籍kindle)は173冊。kindleはよく期間限定無料とかずっと無料とかをやるのがいいよね。

バレエに賭けた人生

現在連載中の『絢爛たるグランドセーヌ』を読んで他のバレエものを読みたいと思って手にとった作品。

少女のころから自分はプロのバレエダンサーになるんだという決意をもってバレエに励む姿がまぶしいとともに、親や先生が助けることができるのはごく一部分で、子どもながらその過酷な世界に飛び込むことの寂しさや怖さが表現されて圧倒されたのだった。ラストはほのぼのした感じで終わったが、人の命が失われたり、病気になる子どもがいたりして、華やかで素敵だけれどその陰の色が真っ黒なのが本当に怖い。

お隣さんとの恋

お隣に穏やかでちょっと感じのいい人が住んでいて、ひょんなことからお互いの部屋を行き来して、最後はいっしょになるって、なんてドリーミーなんでしょうか。

ストーカー気質な警察官

  • 分類:コミック
  • 作者:阿弥陀しずく
  • 題名:からっぼダンス (1)~(4)
  • 出版社・レーベル:祥伝社 FEEL COMICS swing

アイドルオタクの女子と惚れっぽくてストーカー気質な警察官巡査の恋。オタク女子の推しに対する態度もあるある感満載でそこもおもしろいんだけど、この巡査が「顔はいいんだけど...」と言われるわりに最初は私には「顔、いいか?」と思われたのが、最後はイケメンに見えたのがちょっとした驚きだった。
実際警察官に付きまとわれるなんて恐怖以外の何物でもないんだけどね。これもドリーミーでフェアリーでファンタジー
続編の刊行も始まった。

続きを求む

  • 分類:コミック
  • 作者:麻生海
  • 題名:の、ような。 (1)~(2)
  • 出版社・レーベル:芳文社 ラバココミックス

突然両親を失った二人の親戚の子どもを恋人の男性が連れてきて、主人公の女性の家で4人で暮らすことになるという話。
家で仕事をしている主人公に次々やってくる新しい人間関係やイベントごと。それぞれに自分なりの信念で立ち向かう姿がかっこいい。
子どもも下の子はまだ幼児の年齢だからかわいい盛りだし、思春期まっさかりの中学生の上の子は意外に素直なところをみせている。
うまくいなかないことがあったらルールをつくったり、現実ではこうはうまくはいかないだろうけど、希望に満ちて読んだのだが3巻がなかなか出ない。先が気になる。

完結していない作品はほかにも★★★★★つけたのはたくさんあるけど、どれも話題になったものなので全部挙げるのは止めようとおもう。完結したら振り返ることにする。