物語消費しすぎ地獄へようこそ

何かしら作られたもの、作られてしまうもの=物語を消費せずに一日を終われない。

月のふりかえり 2025年1月~コミック・小説

コミック

運命の人に出会う話 (6)

  • 作者:あなしん
  • 出版社・レーベル:講談社デザートコミックス 電子版
  • 評価:★★★★☆

それぞれの恋が進展する中、主人公の初恋の相手だった男子大学生とガソスタの男子だけが置いてけぼり。かわいそう。

この会社に好きな人がいます(1)~(3)

  • 作者:榎本あかまる
  • 出版社・レーベル: 講談社モーニングコミックス 電子版
  • 評価:★★★★☆

会社の同期同士の恋愛模様
会社の人には内緒にしているのに、わかる人にはわかってしまい、後輩にもバレてしまった。

コミックシーモアで3巻まで無料だったので読んだ。
表紙が並んでいるのを見たらこの二人がどうなるかはわかってしまう。
なので、これ以降は読まないかな。
現在アニメが放映中。

かまくらBAKE猫倶楽部(2)

表紙買いなのだが、いまひとつ刺さらなかった。
(1巻と同じ感想)

極主夫道(15)

  • 作者:おおのこうすけ
  • 出版社・レーベル: 新潮社バンチC
  • 評価:★★★★★

今回も笑わせてもらった。
疲れている人には絶対的におすすめしたい。
デジタル作画を100%生かした表現がとてもいい。

本なら売るほど(1)

  • 作者:児島青
  • 出版社・レーベル: KADOKAWAハルタコミックス
  • 評価:★★★★★

めちゃくちゃ評判がいいっすね。
個人経営の古書店にやってくる本好きな人々の話。
店主がなぜ古書店を始めたのかが最後にエピソード0的に語られる。
続きがとても楽しみなコミック。

ラジエーションハウス(17)

甘春先生のお父さんの病名がまだつかない(ドラマとは違う展開)。
忙しいラジエーションハウスの夜間シフトの話がよかった。
もう少し物語が動いてくれないかなと思った。

小説・エッセイ

明星に歌え

大学のお遍路サークルが企画した夏休みに歩いて四国八十八か所霊場をめぐる大学生たちの話。
父親にお遍路を踏破したら会社に入社させると言われて嫌々参加した男子学生、10年前以降の記憶しかない男子学生、バンドとしてデビューしたもののある不幸な出来事で歌えなくなった女子学生、身体が大きくて明るいムードメーカーの男子学生、明るくて裏表がない女子学生、丁寧な言葉遣いが不思議な男子学生が一緒に旅をする。
最初はバラバラだったメンバーだけれど、だんだん仲良くなっていく。読後さわやかな小説だった。

これからお祈りにいきます

  • 作者:津村記久子
  • 出版社・レーベル:角川文庫
  • 評価:★★★★★

「サイガサマのウィッカーマン」と「バイアブランカの地層と少女」の2編。
なぜこの本の題名が「これからお祈りにいきます」なのか。どちらも誰かの幸福を祈る純粋な気持ちを主題としているからだ。

「サイガサマ~」は主人公の高校生が地区の年中行事に倦んできているのに、意思に反して巻き込まれていく。
小学校の時の先生の髪の毛だとか、隣の奥さんの見た目だとか、隻眼の社長とか、主人公のニキビだとか、ちりばめられた事物が最後はそういうことかと収斂していくさまが気持ちよかった。そして、誰かを思うことの清らかさは本当にうつくしいことだと思った。

やっぱり津村記久子はいい!

となりの脳世界

村田沙耶香のエッセイ集。
著者の独特な脳内世界を少しのぞかせてもらったような気持ちになった。
芥川賞受賞式に着ていった黒いドレスの話がとてもよかった。

犯罪日誌

多作だった梶山季之による「色・カネ」を原因とする小説集。
表題作はまるでノンフィクションのような書きぶりで一番よかった。読み進めていてつきあたったある表現にちょっと驚いて、思わず裏表紙の紹介文をもう一度読んでしまったほどだった。
この世の犯罪はすべて色かカネが絡んでいる...たしかにそうかも。