月のふりかえり 6月~コミック編
6月はちょっと少ない。
学校生活の中でトラブルを抱えた生徒に、「図書委員界」のメンバーが助ける代わりに君の物語を書かせてほしいと誘いをかける。
勧善懲悪&ファンタジー漫画。
- 分類:コミック
- 作者:さもえど太郎
- 題名:Artiste(アルティスト)(1)
- 出版社・レーベル:新潮社 バンチコミックス kindle版
- 評価:★★★★☆
調理師の世界の話。Prime Readingで。
話はまだまだ始まったばかりで、これから主人公がどう成長するのか楽しみだ。
刊行されている分を全部買ってしまった。
年1回のお楽しみ
真琴の居候先のいとこの圭くんに好意を寄せている子が!
そして真琴のおねえちゃんのトラブルメーカーぶりが際立つ巻。
『ダーク・ヴァネッサ』と主題が似てそうなコミック。
渡辺ペコのコミックを読むとこころがヒリヒリする。
どこまで話が膨らむのか。アートなら何を表現してもいいのか。
表紙はロイヤルバレエ団のダンサー、アビゲイル・ニコルズ。
この巻の中心は主人公の奏(かなで)の今後の留学生活について。
卒業までイギリスにとどまりたいと熱望しているのだが、金銭的な問題や才能の問題など、本人の希望だけで通る世界ではない。
短期留学生の中の知り合いはいきなり飛び級で上級に上がることになったりして焦りを感じている。
次巻はサマー・パフォーマンスが中心になりそう。
結婚離婚を繰り返して子どもを4人(いずれも女性)なして死んでしまった父の遺言に従おうとするその4姉妹+一人の赤ちゃん(これも女の子)の話。
長女と五女の年の差はなんと70歳以上。
ドタバタ家族コメディで、今後が楽しみ。
- 分類:コミック
- 作者:麻生海
- 題名:の、ような。 (5)
- 出版社・レーベル:芳文社コミックス
- 評価:★★★★☆
スクールカーストでいうと上位に行きそうな女子園児がこの巻の中心。
こまっしゃくれていて自分のかわいさを自覚している子どもだが、家では厳しい祖母が家庭の中心にいる。主人公のきなほはまっすぐな性格でそんな年配女性にも本音でつきあい、いい関係にもっていく。
こうありたいけれど現実はなかなか。でもきなほは人生を生活をいいほうへいいほうへ導く力にあふれていてまぶしいし、うらやましい。
奥岡島事件がようやく解決となったが、詐欺犯の籠城事件で身代わりで人質となった川合のPTSDがひどい。
でもペアっ子の藤部長と温泉に行ったり、昌にいとの関係の進展など、読んでいてほんと楽しかった。
絵が圧倒的にうまい。
うまいけど、好みのストーリーではなかった。