だんだんと中心人物(4姉妹+そのお母さん+甥っ子<4姉妹長女の子>)の背景が明らかになっていて、どうしてそうなったのかがわかってきた。
英国のテューダー朝をベースにした話。無料で購入できた時に買ったもの。
これは小説にしたら重厚でいいものになっただろうと思う。
あまりよろしくないメンタルクリニックが出てきたり、なかなかに不穏。
不良少年は治療で更生できるのか。メンタルクリニックの看護師の女性が、同じ集合住宅に住む乳児の泣き声に耐えかねてベビーカーを上層階から放り投げたという未成年の少年を気にかけるが、自分の子をその子にあずけて買い物に行くことができなくて、看護師としての建前と母親としての本音の間で思い悩む。ありそうなことだけに非常にひきつけられる話だった。
やばい、これは変な汁が頭の中に出るような話だ。
絵がとてもうまい上に、キャラクターも魅力的(ただし女性は微妙な絵柄になっている。BLだから仕方ないか)。
いよいよ10DANCEの本編とも呼ぶべき章に進むようだ(ひっぱるね~)。
奏のロイヤルバレエ団での生活が続く。いよいよ劇場での「くるみ割り人形」の公演にネズミ役として舞台を踏むまでに。
そしてスクールの生徒の一人が振り付けたコンテンポラリーダンスの発表もあった。
ドイツに留学しているさくらちゃんは子どものときからそのストーリーに納得できなかったシンデレラを踊ることになる。
芸術を志す少女たちがまぶしいよ。
- 分類:コミック
- 作者:ひじかた憂峰 、たなか亜希夫
- 題名:リバースエッジ 大川端探偵社 (2)(3)
- 出版社・レーベル:日本文芸社 kindle版
- 評価:★★★☆☆
劇画調の絵柄なのにどこかおかしい感じがする。
オダギリジョーの主演でドラマにもなってるんすね。
反社との関係が深そうな社長がこわい。
絶賛ドラマ放映中の原作。
コメディ回とシリアス回のギャップがすごい。作者は元警官らしくて、リアリティがある(と感じる*1)。
警察官は二人組であるのが基本らしく、相方を「ペアっ子」と呼ぶのがかわいい。
ドラマは1話を見たが、原作読み終わってから続きをみようと思っている。ドラマも好評だね。
ドラマでは、もじゃツンペアの源がイケメンすぎる(三浦翔平)けど、山田の配役(山田裕貴)は絶妙だと思う。主人公二人はさらなり。
*1:中にいたことがないし、逮捕歴もない。交番も1回か2回ぐらいしか入ったことがないから本当のことがまったくわからないので。