物語消費しすぎ地獄へようこそ

何かしら作られたもの、作られてしまうもの=物語を消費せずに一日を終われない。

月のふりかえり 2021年9月~コミック編

  • 分類:コミック
  • 作者:泰三子
  • 題名:ハコヅメ~交番女子の逆襲~ (12)~(18)
  • 出版社・レーベル:講談社モーニングコミックス kindle
  • 評価:★★★★★

最新刊に追いついた!
ドラマも全部見た!
聖子ちゃんが交番勤務になったきっかけとなった事件も犯人が捕まり、またもう一つの大きな事件奥岡島事件も解決...ではないらしい。まだまだ続く。ハコ長の動きとかね。

ラブのほうも気になる気になる気になるーー

  • 分類:コミック
  • 作者:泰三子
  • 題名:ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 別章 アンボックス
  • 出版社・レーベル:講談社モーニングコミックス kindle
  • 評価:★★★★★

潜入捜査官として優秀な働きをするカナちゃんの話。
事件は凄惨かつ担当した警察官が無力感にさいなまれるもので、絵柄もあってかなりきつかった。
カナちゃん、がんばれとフィクションの中の人物なのに応援したくなった。

  • 分類:コミック
  • 作者:小玉ユキ
  • 題名:青の花 器の森 (8)
  • 出版社・レーベル:小学館フラワーコミックスα kindle
  • 評価:★★★☆☆

あーこじれちゃったかー
龍生くんもかたくなな性格だし、青子のトラウマも相当なものだし、ハッピーエンドの道筋がまったく見えない。

  • 分類:コミック
  • 作者:田村茜
  • 題名:モブ子の恋 (11)
  • 出版社・レーベル:コアミックスゼノンコミックス kindle
  • 評価:★★★★☆

信子の就職活動の巻。
歩みののろい二人の前に障壁が。これもどうなることやら。

  • 分類:コミック
  • 作者:小川彌生
  • 題名:キス&ネバークライ (1)~(3)
  • 出版社・レーベル:講談社Kissコミックス kindle
  • 評価:★★★★☆(1巻のみ★★★☆☆)

アイスダンスのコミック。なかなかない題材。kindle版が無料だったときに購入していたもの。
主人公の女の子はシングル選手だったのが、けがをきっかけにあこがれていたアイスダンスに転向する。
この子が精神的に不安定で、そのわけが自分でもわからない、でも幼少期にひどいめにあったようだと3巻までに気づく。
この子と子どものころに仲のよかった少年はバレエダンサーになっていて、主人公が彼にべったべたに依存しているのにも不安感をおぼえる。

現在11巻まで出ている。

  • 分類:コミック
  • 作者:恵三朗、草水敏
  • 題名:フラジャイル (21)
  • 出版社・レーベル:講談社モーニングコミックス kindle
  • 評価:★★★★★

緩和ケアの稲垣先生のかつての姿と似ているという朝加の孤軍奮闘ぶりが痛々しいが、周りを巻き込む勇気をもつ。
岸先生の研究の目的が実にかっこいい。人類を救えるのか。

アルコール依存症編完結。
この病の怖さを思い知る。

若がローレライの正体を知る巻。
進展はそれぐらい。
ちょっとパワーダウン?

  • 分類:コミック
  • 作者:野崎ふみこ
  • 題名:ホスピめし 2nd season (1)
  • 出版社・レーベル:双葉社ジュールコミックス kindle
  • 評価:★★★☆☆

食に興味がない自分には引き続き耳の痛い話。
しかーし!図書館に行ったりするために自転車を購入した。
これでちょっとは運動するようになるかな。

↓↓↓買った自転車↓↓↓
www.liv-cycling.jp

これのXXSサイズ。色はパールホワイト。スピードが出て気持ちいいです。

前かごもつけてママチャリ化。

ライトもハンドルからかご下につけた。

1年9か月振りの新刊。
桐山くんとひなちゃんがーーーーーー!!!
関係が進展していてびっくりだよ。
クリスマスとお正月が過ぎて、三月堂のお隣さんも気になるし、なにより
桐山くんのプロ棋士としての貪欲さと面白さがさく裂。
二階堂くんも島田八段もスミスも元気でよかった。

ジグソーパズルはもったいなくて開けてもいない。

月のふりかえり 2021年9月~小説編

  • 分類:小説
  • 作者:横山秀夫
  • 題名:顔 FACE
  • 出版社・レーベル:徳間書店
  • 評価:★★★★☆

安定の横山秀夫
鑑識課で似顔絵捜査官として捜査をしていた女性警察官が、描いた似顔絵で犯人が捕まったものの犯人の顔と似顔絵がまったく似ていないという不都合な状況に陥り、上司の指示のもと犯人に似せた似顔絵を描き直しさせられた。しかしそれが元で休職することになり、復帰後配属された部署で無力感にさいなまれながらも事件の推理をするという話(解決でないところが現実っぽい)。

まだ20代前半の主人公の性格がうじうじしていて、これは付き合うのが難しそうだと思ってしまった。
警察組織の中では彼女のような潔癖さは負にしか働かないのではないか。

  • 分類:ルポルタージュ
  • 作者:高山徹
  • 題名:大仏破壊 バーミアン遺跡はなぜ破壊されたか
  • 出版社・レーベル:文藝春秋
  • 評価:★★★★★

タリバンアフガニスタンの実権を握った。
以前のタリバンと今のタリバンが同じなのか違うのかまだわからないことが多いので、アメリカ駐留前のタリバンを知るために本書を読んだ。

タリバンとは「神学生たち」という意味で当初は十数人しかいない組織だった。ソ連侵攻から内戦が続いていたアフガニスタンでトラブルを次々と解決していく彼らのもとにどんどん人が集まって大きな組織になった。
タリバンが首都を陥落させたときには政治に興味がなく、政権を掌握することは考えていないと表明したにも関わらず、その後タリバン政権が誕生した。
その経緯と、急激に過激化するタリバンが大仏破壊をしてしまった理由と911アメリ同時多発テロの発生の関係をわかりやすく解説してくれるのが本書である。
もちろんそのキーワードは、タリバンのリーダーだったオマルとビンラディンアルカイダ)なわけだけど、やっぱり教育は大切だと思った。
オマルは十分な教育を受けておらず、それをこじらせていてそこに付け込んだのがアラブ人のビンラディンだった。

ニュースで勧善懲悪省が復活したと聞いたが、タリバン政権が勧善懲悪省を完全に管理できていればいいと思うけど、実際はどうなのかな。

月のふりかえり 2021年8月~コミック編

  • 分類:コミック
  • 作者:岩下慶子
  • 題名:リビングの松永さん (11)

  • 出版社・レーベル:講談社デザートコミックス kindle
  • 評価:★★★★★

完結!
これ、ドラマになりそうな気がする。
みんなが幸せになった……とは言えないが、凌君にもよいことが今後起こりますように。

一編一編が程よい長さでいい。
探偵業は裏社会とのコネクションがないと成り立たないのかな~と思った。
探偵社の社長が怖い顔をしているけど、実は気のいいおっさんというのがいい。

  • 分類:コミック
  • 作者:泰三子
  • 題名:ハコヅメ~交番女子の逆襲~ (10)
  • 出版社・レーベル:講談社モーニングコミックス kindle
  • 評価:★★★★★

1巻を読んだだけではわからない、大きな事件が奥に潜んでいたというのがわかってくるのがこの10巻。「同期の桜」編がスタートする。
10巻から最新18巻+スピンオフまでにあと2件大きな事件が明らかになり、感情かき乱されまくり。

  • 分類:コミック
  • 作者:野崎ふみこ
  • 題名:ホスピめし (3)
  • 出版社・レーベル:双葉社ジュールコミックス kindle
  • 評価:★★★★☆

完結巻。
昨今医療関係漫画がドラマになることが続いているので、これもドラマ化しやすそう。
しかし刊行年が2012年だからスルーされてしまったか。Season 2も3巻出ているのにな。
食にこだわりのないわたしにはちょっと耳の痛いエピソードもあり、料理が好きじゃない人でも十分な栄養が手軽にとれるものがもっと開発されてほしいと思う。

  • 分類:コミック
  • 作者:河内遥
  • 題名:涙雨とセレナーデ (8)
  • 出版社・レーベル:講談社Kissコミックス kindle
  • 評価:★★★★★

はあ、ついについにこの時が来たか~感慨深い。
タイムトリップの仕組みを知る人と知り合ったことで、現代に戻ることができそうな状況になって加速する恋心、である。
主人公が身を寄せる天久一座の面々や、たあくんの両親の事情が分かってきてまだまだ続きそう。次巻はまた来年だ。

  • 分類:コミック
  • 作者:ヨコイエミ
  • 題名:カフェでカフィを (3)
  • 出版社・レーベル:集英社マーガレットコミックスDIGITAL kindle
  • 評価:★★★★★

ヨコイエミ天才でしょ!
カフェでカフィをはぜひ全巻一気読みで。3巻で完結するからお手頃。
この伏線回収ぶり、設定が円環になっているところ、気持ちよすぎる!

月のふりかえり 2021年8月~小説編

  • 分類:小説
  • 作者:誉田哲也
  • 題名:オムニバス 警部補 姫川玲子
  • 出版社・レーベル:光文社 kindle
  • 評価:★★★★☆

姫川玲子シリーズの短編集。
年上の女性の部下視点の短編「赤い靴」がよかった。
菊田が収まってしまったので、コミュニケーションお化けの検事との仲が気になる。

  • 分類:小説
  • 作者:島本理生
  • 題名:ファーストラヴ
  • 出版社・レーベル:文春文庫 kindle
  • 評価:★★★★☆

直木賞受賞作。映画がサブスク見放題に入ったので原作を読んでから見ようと思って購入した。
主人公の臨床心理士の女性がある事件のルポルタージュを書くことになり、その取材で分かっていく事件の顛末、の裏に主人公とその夫の弟の事情も描かれる。
重層的なストーリーでカタルシスがあった。夫がひたすら安定しているのが気になったけど、機能不全家族で育った人博覧会の中でのとりつく島みたいなものなのか。

映画は長い小説をうまくまとめていた。主人公が美人すぎる北川景子というほかは納得のキャスティングだと思った。
映画なので美男美女をそろえてなんぼということはわかっているので、書いてみたかっただけ。

firstlove-movie.jp

月のふりかえり 2021年7月~コミック編

  • 分類:コミック
  • 作者:池辺葵
  • 題名:ブランチライン (2)
  • 出版社・レーベル:祥伝社FEEL Comics Swing kindle
  • 評価:★★★★☆

だんだんと中心人物(4姉妹+そのお母さん+甥っ子<4姉妹長女の子>)の背景が明らかになっていて、どうしてそうなったのかがわかってきた。

  • 分類:コミック
  • 作者:びっけ
  • 題名:王国の子 (2)
  • 出版社・レーベル:講談社ITANコミックス kindle
  • 評価:★★★★☆

英国のテューダー朝をベースにした話。無料で購入できた時に買ったもの。
これは小説にしたら重厚でいいものになっただろうと思う。

  • 分類:コミック
  • 作者:ヨンチャン、竹村優作
  • 題名:リエゾン ーこどものこころ診療所ー (4)
  • 出版社・レーベル:講談社モーニングコミックス kindle
  • 評価:★★★★☆

あまりよろしくないメンタルクリニックが出てきたり、なかなかに不穏。
不良少年は治療で更生できるのか。メンタルクリニックの看護師の女性が、同じ集合住宅に住む乳児の泣き声に耐えかねてベビーカーを上層階から放り投げたという未成年の少年を気にかけるが、自分の子をその子にあずけて買い物に行くことができなくて、看護師としての建前と母親としての本音の間で思い悩む。ありそうなことだけに非常にひきつけられる話だった。

やばい、これは変な汁が頭の中に出るような話だ。
絵がとてもうまい上に、キャラクターも魅力的(ただし女性は微妙な絵柄になっている。BLだから仕方ないか)。
いよいよ10DANCEの本編とも呼ぶべき章に進むようだ(ひっぱるね~)。

  • 分類:コミック
  • 作者:Cuvie
  • 題名:絢爛たるグランドセーヌ (18)
  • 出版社・レーベル:秋田書店チャンピオンREDコミックス kindle
  • 評価:★★★★★

奏のロイヤルバレエ団での生活が続く。いよいよ劇場での「くるみ割り人形」の公演にネズミ役として舞台を踏むまでに。
そしてスクールの生徒の一人が振り付けたコンテンポラリーダンスの発表もあった。
ドイツに留学しているさくらちゃんは子どものときからそのストーリーに納得できなかったシンデレラを踊ることになる。
芸術を志す少女たちがまぶしいよ。

劇画調の絵柄なのにどこかおかしい感じがする。
オダギリジョーの主演でドラマにもなってるんすね。
反社との関係が深そうな社長がこわい。

www.tv-tokyo.co.jp

  • 分類:コミック
  • 作者:泰三子
  • 題名:ハコヅメ~交番女子の逆襲~(4)~(9)
  • 出版社・レーベル:講談社モーニングコミックス kindle
  • 評価:★★★★☆(6巻,7巻,9巻は★★★★★)

絶賛ドラマ放映中の原作。
コメディ回とシリアス回のギャップがすごい。作者は元警官らしくて、リアリティがある(と感じる*1)。
警察官は二人組であるのが基本らしく、相方を「ペアっ子」と呼ぶのがかわいい。
ドラマは1話を見たが、原作読み終わってから続きをみようと思っている。ドラマも好評だね。
ドラマでは、もじゃツンペアの源がイケメンすぎる(三浦翔平)けど、山田の配役(山田裕貴)は絶妙だと思う。主人公二人はさらなり。

www.ntv.co.jp

*1:中にいたことがないし、逮捕歴もない。交番も1回か2回ぐらいしか入ったことがないから本当のことがまったくわからないので。

月のふりかえり 2021年7月~小説編

  • 分類:小説
  • 作者:ほしおさなえ
  • 題名:金継ぎの家 あたたかなしずくたち
  • 出版社・レーベル:幻冬舎文庫
  • 評価:★★★☆☆

幻冬舎文庫のキャラノベと帯にあったけど、キャラノベと呼ぶには内容が地味、というかキャラノベって?

「キャラノベ」とは、エンターテインメント小説のなかでも、読みやすい文体や言葉遣いで書かれ、舞台や人物がマンガ的に誇張されている作品のこと。ファンタジックな要素などが加味されているものの、現実社会に基づいた世界観を持つため、大人でも親しみやすい。従来の一般文芸とライトノベルの中間にある、新たなジャンルと位置づけることができそうだ。

マンガのような主人公が活躍、「キャラノベ」が人気のワケ|NIKKEI STYLE

主人公は高校生の女の子だと思うけど、そのおばあちゃんも中心人物。言動は別にコミカルでもないし、人物造形もいたって普通の人たちである。ストーリーの中心は家族のルーツにまつわるものや、おばあちゃんが心にひっかかっていたことを知りたいというもので、その中で10代の女の子が将来に対して少し悩んだりする。突飛な展開もエキセントリックな人物や美男美女の登場人物も出てこなかった。キャラノベにはあたらないと思った。

この先がありそうな感じで終わってしまったという印象。ほしおさなえの小説は好きだがこれはちょっと消化不良だった。

月のふりかえり 2021年6月~コミック編

  • 分類:コミック
  • 作者:水野美波
  • 題名:恋を知らない僕たちは (11)
  • 出版社・レーベル:集英社マーガレットコミックスDIGITAL kindle
  • 評価:★★★★★

完結。
全員が収まるところに収まってよかったよかった。
元カレに対する態度がつい出てしまう小春ちゃんが自分を取り戻すところがよかった。

  • 分類:コミック
  • 作者:かねもりあやみ/久住昌之
  • 題名:サチのお寺ごはん (9)
  • 出版社・レーベル:秋田書店A.L.C. DX kindle
  • 評価:★★★★☆

源導さんとサチはいずれ恋人同士になるんだろうとおもうけど、9巻はあまり進展なし。10巻に期待(来年かー)
源導さんは檀家の女性とデート。唐丸くんは現実にいたら相当うざい部類。

真琴の里帰り。
都会での魔女の仕事は豪徳寺と思われるお寺で。
招き猫に囲まれる恐怖!
このコミックは恋愛沙汰がまったくなくて、それがまたいいよね。

6月はドラマにかまけていて3冊きりだった。