今月は少なーい。
大人が不甲斐ないと子どもが大人びるね。
報われそうもない恋に気づいた主人公は3巻でどうするのか。
何もしないでこれまでと同じように接することができるのかな。
大家さんを怒らせてはいけない。
- 分類:コミック
- 作者:中山有香里
- 題名:泣きたい夜の甘味処
- 出版社・レーベル:KADOKAWA
- 評価:★★★★★
心が弱っているところに現れる甘味処で提供されるメニューは日替わりで一品のみ。
登場人物がつながっている連作短編で、メニューがとてもおいしそうだ。
益田ミリの『スナック キズツキ』に似た味わいだった。
清少納言のターン。
話の合う男友達との関係とか実に現代的だ。
松本市の高校に転校してきた成瀬翔(かける)をめぐる物語。アニメ化もされた。
始業式の次の日に受け取った未来の自分からの手紙には「翔を救って」と書かれていた。
設定がSFなんだが青春ものとして秀逸。
ある事情で不安定な翔くんを仲良し5人組が助けようとする話で、10年後の事情と高校生の事情が語られ、どちらも切ない気持ちにさせられる。
主人公の女の子が鈍感&言葉が足りなくてやきもきさせられる。
とにかくどうか翔くんを救ってほしい。