前回の記事からちょっと調べて、メディアマーカーからの移行サービスとしてはブックフォワードが一択となった。すでに移行を初めているが、やったことと注意点を挙げたい。
メディアマーカーでやるべきこと
csvファイルへのエクスポート。
- 対象:登録日
- 並び順:昇順
- 期間:すべて(すべてのデータ)
- 文字コード:Shift-JIS
- 出力項目:全部にチェックを入れたが、不要な項目はチェックを外していいと思う
ブックフォワードでやるべきこと
- ブックフォワード | 書籍管理・新刊通知にサインアップしてアカウントをとる
- インポートファイルをダウンロードする
- 設定セクションのエクスポートをクリックするとインポートファイルをダウンロードするリンクがある
ブックフォワードへのインポートファイルを作成する
項目の対応表
ブックフォワード | メディアマーカー |
ISBN-10/ASIN | ASIN(アマゾン商品コード) |
ISBN-13 | ISBN/JAN |
入庫 | (該当なし。1を入力) |
既読 | (状態=既読なら1、それ以外なら0) |
所有 | (所有のフラグを設定。空白なら0) |
読む予定 | (状態=未読なら1、それ以外は0) |
購入予定 | (ウィッシュのフラグを設定。空白や0なら0) |
今読んでる | (状態=読中なら1、それ以外なら0) |
電子書籍 | (カテゴリがキンドルなら1、それ以外なら0) |
新刊通知 | 0*1 |
評価 | 評価(空白なら0) |
レビュー | コメント |
ユーザータグ(半角アンダースコア2個(__)区切り) | (後述) |
しおり | 0 |
入庫日 | 登録日(YYYY/M/Dの形式で) |
変更日 | 本日の日付(YYYY/M/Dの形式で)*2 |
読了日 | 読了日(YYYY/M/Dの形式で。空白なら0/0/0を入力した) |
書籍タイトル | タイトル |
著者 | 著者 |
ブックフォワードに一冊登録してそれをエクスポートするとデータの形式がもっとよくわかると思う。
タグの変換
メディアマーカーのエクスポートファイルのタグは改行キーで区切られている一方、ブックフォワードのタグに複数設定したい場合の区切り文字は__(半角アンダースコア2個)なので、置換が必要。
Office TANAKA - Excel Tips[セル内の改行を削除する]
わかりやすい解説ページのリンクを貼っておく。
MS-Excelで作業が必要。上記ページの「置換機能で改行を削除する」を参考に、セル内の改行キーを半角アンダースコア2個に置換する。
- タグの列を選択
- 検索する文字列:Ctrl+J
- 置換後の文字列:__
- すべて置換(A)をクリック
注意点
ブックフォワードはレスポンスが非常に悪い。
書庫内検索で書名検索するとしばらく考えているかと思ったら、無理でしたみたいな感じで結果を返してこないことたびたび。
そういうわけで、csvファイルのインポートもかなり時間がかかるので、少しずつ移行するようにしたほうがよい。たびたび504画面に飛ばされて、けっこうびっくりする。
わたしは移行データが3000件弱なんだけど、30件ずつやってなんとか処理時間の遅さに耐えられる感じで、この先の道のりの遠さを思うと相当がっくりきている。
それと、CDとかDVDは失敗するみたい。あと月刊や週刊誌も。書籍扱い雑誌は大丈夫でした(文藝別冊とかね)。
参考になれば。