物語消費しすぎ地獄へようこそ

何かしら作られたもの、作られてしまうもの=物語を消費せずに一日を終われない。

銀魂 (23)

  • 分類:コミック
  • 作者:空知英秋
  • 題名:銀魂 (23)
  • 評価:★★★☆☆

前巻からの続きの獄門島脱獄の回
ギャグ回の万事屋プロトタイプと真選組副長の禁煙
それと、スタンド使い温泉旅館

温泉の回はあまり好きな話じゃなかった。
万事屋プロトタイプみたいなどうでもいい話がやっぱりいいな~
銀さんが旧万事屋仲間から外れていく様子がすごくかわいかった。体育座りで泣くなよ。

銀魂-ぎんたま- 23 (ジャンプコミックス)

銀魂-ぎんたま- 23 (ジャンプコミックス)

江戸前の男 春風亭柳朝一代記

5代目春風亭柳朝は江戸っ子を絵にかいたような落語家だったのだな~
照れがあって、見栄坊で、口は悪くても腹には一物もなくて。
そんな人だからこそ、その体験することはまるで落語で、「粗忽の釘」の章は本当にまんま落語で笑ってしまった。

小沢昭一さんの解説にはこの小説にたいして読者がみな感じたことが書いてあった。
構成がすばらしくよくて、落語辞典としても読めるし、昭和の落語史としても一級品で、春風亭柳朝が大好きになる。

春風亭柳朝は自身落語家としても大活躍したが、病院・医者嫌いから短命だった。もっとやりたかったと思っていただろうけど、その育てた弟子たちや孫弟子たちが今落語界で活躍しているのを考えると、いい落語家人生だったのだろうと思う。

あと、おかみさんがとてもすてきだ。ザ・落語家の女房という感じ。

江戸前の男―春風亭柳朝一代記 (新潮文庫)

江戸前の男―春風亭柳朝一代記 (新潮文庫)

かくりよの宿飯 第19話「月の世の銀の獣。」

折尾屋でなぜ「儀式」にあれほどみんな必死なのかがわかった回。
久しぶりに銀次さんが出てきた。
そして大旦那が、葵に課せられたミッションに付き合うことに。

もう、お前ら早く結婚しろよ。

はたらく細胞 第5話「スギ花粉アレルギー」

 

抗ヒスタミン剤がなぜアレルギー反応の抑制に有効か理解できた回。

 

コミックよりも化学兵器の威力の表現がすさまじく、なるべくなら服薬しないで済ませたいものだと思った。

 

でもいくら記憶細胞が覚えていても、反応は毎年同じものだし、防ぐ手立ては少ない。薬に頼らないならば、アレルゲンをなるべく体内に入れないようにするとか、季節が過ぎるのをただ待つとか、腸内常在菌が元気になるものを摂取するとかいった地道な行動しか残されていないんだよなー

あそびあそばせ 第3話〜5話

 

  • #3

  • 絶対に負けられない戦い
  • 操り人形
  • 命懸け

 

#4

  • 下半身からビーム
  • 目クソ鼻クソ
  • 不法占拠

 

#5

  • 悪魔的センス
  • 誘導尋問
  • 前多の呪い
  • 性教育

 

中身はまったく何にもないんだけど、声優さんの本気が素晴らしい。

アホガール」以来だわ、この感覚。

 

あとフレーズの妙味。

このテイストで新作落語作ったらごっさ面白いと思う。

 

清々しいほどふつうに全力でかわいい声で言い放つ下ネタ。すげーなー

となりの妖怪さん

  • 分類:コミック
  • 作者:noho
  • 題名:となりの妖怪さん
  • 評価:★★★★★

これは!
ぜひアニメで見てみたい。

妖怪と人が普通に共生する世界。
天狗のジローさんはかっこいいし、山本さんの茶目っ気や、ぶちおの真面目さ。
愛しい物語。

ある意味異世界だけど、その社会は現代の日本だ。まんまの異世界じゃなくてもこんな話が紡げるんだな〜

となりの妖怪さん 1

となりの妖怪さん 1