マツダユカさんの鳥コミックはこれまで人間がでてこなかった。鳥どうしがことばをしゃべっていた。
『うずらのじかん』はしゃべるのは基本人間。大学にある鳥類を研究する研究室の面々が、うずらとつかずはなれずの距離を保って、でも愛情をもって育てている。
コミックだからどこまで本当かわからないけど、うずらもたぶんすりこみでもって人間を親だと思ったり、自分を人間だと思ったりもするんだろう。
うずらのうっずーは、研究室の教授がカッコーの托卵の研究の前の実験として自動ふ卵器でうずらの卵を孵化させて生まれた。
コミックの中で、うっずーの換羽をはじめとしたうずらの生態を明らかにしている。
そういうところがマツダユカさんのコミックの好きなところ。
- 作者: マツダユカ,上田恵介
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2018/07/13
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る