物語消費しすぎ地獄へようこそ

何かしら作られたもの、作られてしまうもの=物語を消費せずに一日を終われない。

ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタル@ミューザ川崎シンフォニーホール

ブレハッチは2005年のショパン国際コンクール優勝者で今年36歳。
大天使の名前を戴いているからというのもあるかもしれないが、天使がピアノを弾きに降りてきたような演奏で、ショパンピアノソナタ 第3番ではちょっと泣いた。

今年はフェスタサマーミューザのイベントも2回(井上道義指揮オーケストラ・アンサンブル金沢&神尾真由子(Vn)アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルハーモニー交響楽団&吉野直子(Hp))行ったし、クラシックのコンサートに定期的に行く年になっている。

今年あと1回ぐらい行きたいな。

来年の1発目は2月のラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ストラヴィンスキー火の鳥ですーん

f:id:bladebone:20211116164930j:plain

月のふりかえり 2021年10月~小説編

  • 分類:小説
  • 作者:中村ふみ
  • 題名:夜見師 (1)(2)
  • 出版社・レーベル:角川ホラー文庫 kindle
  • 評価:★★★★☆

20代前半で男子が死ぬという家系に生まれた男子が、大きな洋館の家政夫として雇われる。
そこは怨霊を封じた箱が奉納された神社・百芽山(ひゃくめやま)神社を内包していて、その家の当主が夜見師と呼ばれる怨霊を成仏させる人間だった。

1巻は家政夫の話で、2巻は洋館に住み着いた女の子の霊の話。
2巻は2017年の刊行。でもこれで全部の謎がとけていないのでこれで終わってもらったらこのモヤモヤずっとなくならない。
どうして当主は夜見師になったのかとか、夜見師の家系のことやもう一体の幽霊のこととかさー

月のふりかえり 2021年10月~コミック編

  • 分類:コミック
  • 作者:野崎ふみこ
  • 題名:ホスピめし Second season (2)(3)
  • 出版社・レーベル:双葉社ジュールコミックス kindle
  • 評価:★★★★☆

完結。
病院内薬剤師ドラマの次は病院内管理栄養士ドラマもいいかもです。
生きることに意欲がなくなると食に対して興味がなくなるというのは自身とてもみにつまされる。耳が痛い。
かといって改める気力もないんだよなー

  • 分類:コミック
  • 作者:ヤマシタトモコ
  • 題名:違国日記 (8)
  • 出版社・レーベル:祥伝社フィールコミックスFCswing kindle
  • 評価:★★★★★

父親のことを知りたいという朝ちゃん。
知ってどうするの?という友だち。
でも親のことを子どもがよく知らないってことは多い。知りたいと思うのは交通事故死で突然いなくなったからなんだろう。
好きになるのは女の子という女の子のことについても、周りの人は丁寧に接していて「大人だな~」と感心しきりだった。

ドラマ第2弾放映にあたって刊行されている単行本すべてを読み終えた。
ドラマでは甘春先生のお父さんは元気になっているけど、コミックスではまだ原因不明の病におかされている。
ドラマは設定の違いは少しあるけれど、子どものときの約束を守って放射線技師として働く五十嵐はやっぱり有能さがダダ漏れだ。
どうしてもほかの医療系コミックスと比較してしまうのだけど、何かひとつ大きな伏線というか謎やテーマがあるともっと面白くなると思う。
これだと様々な症例の患者を治療する医師と技師というストーリーだけになってしまい、マンネリになりそうな気がする。

ヲタ恋も完結である。
樺花の次は宏成も?と期待してもいたけど、まあ、そうは簡単にはならんわな。
映画はしょうもなかったけどアニメはよかった。
いつまでも恋人にキュンキュンできるかわいい登場人物ばかりで、現実逃避にもってこいでした。

  • 分類:コミック
  • 作者:磯谷友紀
  • 題名:ながたんと青と-いちかの料理帖- (1)(2)
  • 出版社・レーベル:講談社Kissコミックス kindle
  • 評価:★★★★☆(2巻は★★★★★)

「ながたん」は包丁、「青と」は青唐辛子のこと。
戦後6年たった京都。経営が思わしくない料亭を継ぐことになった30代のいち日は、お金持ちの家の年下の三男坊を婿に迎え入れる。
作者のほかの作品を読んだことがあったかなと調べたら『本屋の森のあかり(1) (Kissコミックス)』の作者だった。どうりで年下の三男坊の性格が(笑)。
2巻まで無料だったので読んだけど、あーこれは続きが気になるし買っちゃうかも。
Amazonの術中にはまったわ。

  • 分類:コミック
  • 作者:はるこ
  • 題名:酒と恋には酔って然るべき (7)
  • 出版社・レーベル:秋田書店A.L.C. DX kindle
  • 評価:★★★★★

まあ、主人公と会社の後輩くんは付き合うことになるとは思ったけど、ここまでくるのにけっこう時間がかかったな。
しかし伊達さん帰国するのね。どうなるんでしょう。

  • 分類:コミック
  • 作者:ヨンチャン・竹村優作
  • 題名:リエゾン-こどものこころ診療所- (6)
  • 出版社・レーベル:講談社モーニングコミックス kindle
  • 評価:★★★★☆

思春期の摂食障害編完結。
患者は家族のほかに自分を受けいれてくれる人がいることがわかって回復に向かったけど、現実ではことはそんなに単純にはいかないんだろうなと思った。
最近摂食障害の末に亡くなった声優がいたしね。

  • 分類:コミック
  • 作者:日高ショーコ
  • 題名:日に流れて橋に行く (6)
  • 出版社・レーベル:集英社愛蔵版コミックス
  • 評価:★★★★★

三ツ星百貨店の快進撃続く。
日越から引き抜かれた女性店員が下宿を追い出されるところで三ツ星の他の店員たちが助けに来たりとか、チームワークがどんどんよくなっていく。
真面目一辺倒の番頭の五百雀のターンがあったりしてこの巻は充実している。

好きなお菓子10選

10にまつわる4つのお題好きな◯◯10選

あ~お菓子大好き。

おばさんになってもお菓子大好き。お菓子だけ食べて暮らしたい。でも3食お菓子は飽きるから1食はお菓子で済ませるぐらいでいいか。


10選、考えてみました。

続きを読む

たいていシャワーでおしまいだけど

今週のお題「お風呂での過ごし方」

寒くなってくるとシャワーだけだと寒いまま寝ることになってしまうので、時々湯舟につかる。
けど、湯舟につかっている時間がどうにも手持無沙汰なので、漫画専用機にしたFire HD 8を持ち込んで、Bluetoothスピーカーで音楽流しつつ漫画を読んでます。

Fire HD 8は防水ではないので、ジップロックに入れて、100均のタブレットスタンドに立ててます。快適~

たまにシートマスクなんぞしたり。Prime Musicは歌詞が表示される楽曲もあるので、いっしょに歌ったり。

シャワーだけのときもラジオをつけたり音楽流したりして面倒な気持ちをなるべく除去しようとしている。ほんと、お風呂面倒くさーい
お風呂に入ったら全部自動でやってくれる機械、早く発明されてビルトインマンションができないかな。

完走2021年夏ドラマ・アニメ

夏ドラマ・アニメは期待していたのが早々にギブアップしてしまったのも多かった。「うらみちお兄さん」とかですね...

ドラマ

いいね!光源氏くんしーずん2

NHK総合月曜日夜10:45

光源氏の最愛の妻・紫の上の影が...
でも光源氏は物語の世界には帰らず、逆にカインが平安時代にトリップしたり。
楽しかったけど、消化試合感は否めなかった。

www.nhk.jp

ハコヅメ~たたかう交番女子

日本テレビ水曜日夜10:00

人気コミックの実写ドラマ化。
キャスティングの勝利。
源部長が散髪に失敗してイケメン化し、川合がキョドるエピソードがほしかった。
原作では大きな役割のキャラクターが出てこなくて、これはもしかして第2弾ある?と思った次第。
しかし源部長役の三浦翔平がイケメンなので、それ以上の同年代のイケメン俳優(超絶イケメンじゃないといけない)が思い浮かばない。
白バイ隊の宮原部長と聖子ちゃんの関係もあまり触れられてなかったので、そこは第2弾で、なのかと(希望)。副題も原作と違うしね。

このドラマはラブ要素なしだった。

www.ntv.co.jp

ナイトドクター

フジテレビ月曜日夜9:00

宿直の制度を止め、勤務を昼シフトと夜シフトに分けてそのうちの夜シフト組の医師の話。
寄せ集め集団と思われたけれど、さまざまな患者を診るうちに成長していくという話。
アメリカのドラマに「ナイトシフト」というのがあって、本作はオリジナルとはいえそれの日本版?みたいなところがあった。
主演は波瑠。このドラマもラブ要素ほとんどなし。

www.fujitv.co.jp

お耳に合いましたら

テレビ東京木曜日深夜0:30

番組情報に伊藤万理華主演とあったけど、誰やねんと思いながら見始めた。
毎回有名なラジオパーソナリティーが本人役で2シーンぐらい出演する。
漬物会社に勤めるOLが好きなチェーン店の食事、チェン飯を食べてトークをするというポッドキャスト番組「お耳に合いましたら」をやるという話。
ストーリーに起伏があまりなくて、ラブ要素もなく、仕事にまい進するのかといえば、それほどでもなく、わりと惰性で最後までみてしまった。
ラブ要素なし

www.tv-tokyo.co.jp

IP~サイバー捜査班

テレビ朝日木曜日夜8:00

サイバー総合事犯係(おそうじはん)のくせもの主任の役を佐々木蔵之介が演じた。
サイバー犯罪だけでなく、殺人事件なども被害者の持っていたデジタル機器を調べたり、SNSなどのデータの調査などを行って事件を解決する。
アノニマスっぽさは否めなかった。登場人物では間宮祥太朗がかっこよかった。
ラブ要素なし

www.tv-asahi.co.jp

緊急取調室

テレビ朝日木曜日夜9:00

シーズン4。天海祐希主演。
テレビ朝日の木曜日は夜8時から2時間警察ドラマなんである。

1話ゲストは桃井かおりで、桃井かおり演じる左翼活動家の起こした事件は最後まで引きずる。
本作から大杉漣さんが演じた善さんの息子が登場した。
安定のキントリ。シーズン4は今回で緊急事案対応取調班は解散すると宣言を受けており、本当に解散するのかいなと思いながら見た。
また今回早々にもつさんが退場してしまい、ちょっと寂しかったが最後に出てきたのはよかった。
シーズン5、あると思います。
あたりまえだけどラブ要素なし

www.tv-asahi.co.jp

#家族募集します

TBSテレビ金曜日夜10:00

3組の家族がお好み焼き屋の2階で一緒に住む話。
頑固で正義感の強めな母親を木村文乃が、海外での事故で妻を失った父親を重岡大毅が、ミュージシャン志望でフリーターの母親を岸井ゆきのが、元写真家で「#家族募集します」の発起人を仲野太賀が演じた。
家族は全員母親か父親がいなくて、子どもの年齢も近い。3組が助け合ってうまくいっていたところでお好み焼き屋の主人が倒れ、そこからその主人の家族も再集合する。
最後はそれぞれがそれぞれがんばっていくというところで終わったが、正直きれいごとすぎるなと思った。
ラブみはちょっとだけあったけど、ほぼなかったといえる。

www.tbs.co.jp

八月は夜のバッティングセンターで。

テレビ東京水曜日深夜1:10

ゲーム「八月のシンデレラナイン」を原案としたドラマ。
毎回なんらかのもやもやを抱えた人がバッティングセンターにやってきて、仲村トオルが「俺の野球論」で問題の本質をただすというドラマ。
毎回プロ野球ー選手の現役・OBが本人役で登場する。
バッティングセンターでバイトをする女子高校生が野球部に所属していて、野球フリークでもあるので選手・元選手が登場するたびに

「○○だーーーー!!!」

と叫ぶのが面白かった。たしかになんでも野球になぞらえる人っているよなーと思ってみていた。
ラブ要素皆無。

www.tv-tokyo.co.jp

シェフは名探偵

テレビ東京月曜日夜11:06

少々おせっかいなビストロシェフがちょっとした謎を解くという1話完結ドラマ。
主演は西島秀俊。コックコートがよく似合っていた。
濱田岳がギャルソンを演じた。
肩の凝らないミステリドラマで楽しく見た。
原作は近藤史恵のビストロ・パ・マルシリーズ。

ラブ要素皆無であった。

www.tv-tokyo.co.jp

彼女はキレイだった

フジテレビ火曜日夜9:00

同名の韓国ドラマのリメイク。
小学生のときに好きだった太め男子がイケメンのエリートに成長したが、一方の自分はくせ毛強めの無職のダサダサ女子になってしまっていて、再会の場で美人の親友に身代わりを頼んだせいですれ違いスタート。
ダサダサ女子の主人公は一念発起をして出版社に再就職をするが、期間限定で配属された女性誌『THE MOST』編集部にイケメン幼馴染が副編集長として赴任してくる。
王道の恋愛もので、ちょっと『プラダを着た悪魔』的な要素もあったりして面白かった。
どうでもいいけど『THE MOST』は「ザ・モウスト」だと思うんだけど、「モスト」「モスト」と言っていてすごく違和感。

www.ktv.jp

ライオンのおやつ

NHKBSプレミアム日曜日午後10:00

離島にあるがんホスピスグループホームの話。
とてもいいドラマだったけど、たぶんこれは小川糸原作小説の力かな。

www.nhk.jp

アニメ

かげきしょうじょ!!

MXテレビ土曜日深夜1:00

宝塚音楽学校としか思えない紅華音楽学校での予科生のお話。
続きが楽しみなアニメだった。
文化祭での出し物・寸劇「ロミオとジュリエット」のオーディションで配役が決まったところで終わってしまったが、これは続きがないと意味がない。
予科生の誰がトップになるのか、までやってほしい。規格外予科生の渡辺さらさちゃんの未来がとても楽しみ。

kageki-anime.com

韓国ドラマのリメイクが面白かったので、別の韓国ドラマを見てみようと思ってはまったのが「無法弁護士」。

www.twellv.co.jp

イ・ジュンギはクリマイ韓国版で見ていた。少々身体が細いがアクションもうまいし、イケメンで声もいい。相手役のソ・イェジは童顔に似合わない低い声と背が高くて素晴らしいスタイルが魅力的だった。