物語消費しすぎ地獄へようこそ

何かしら作られたもの、作られてしまうもの=物語を消費せずに一日を終われない。

荒ぶる季節の乙女どもよ。(3)

  • 分類:コミック(kindle)
  • 作者:岡田麿里(原作) 絵本奈央(漫画)
  • 題名:荒ぶる季節の乙女どもよ。(3)
  • 評価:★★★★★

文芸部廃部問題はミロ先生が顧問になることで解決。
部長が眼鏡をとって髪をおろしたら美少女というのはよくあるパターンで、また雰囲気が変わる前からそのかわいさに気付いている男子がいるというのも使い古されたパターンだ。

とはいえ、お話やコミックで描かれる高校生の抱えるもやもやや苦しさは、読んでいる者を遠い昔につれていってくれる。そして必要以上にその日々をきらめかせてくれたりする。

和紗と菅原氏はどうやら恋のライバルになりそう。