物語消費しすぎ地獄へようこそ

何かしら作られたもの、作られてしまうもの=物語を消費せずに一日を終われない。

Major Crimes~重大犯罪課 シーズン5 第9話「グリークシアターの悲劇」

  • 分類:ドラマ
  • 題名:Major Crimes~重大犯罪課 シーズン5 第9話「グリークシアターの悲劇」

LAの野外劇場で弁護士の男性が殺された。
勘違いからの殺人というのは題材としても本当に多いし、このドラマのスピン元の「クローザー」でも勘違いからの殺人は多かった印象。
ブレンダは自白のプロでそこから事件を解決にもっていったが、シーズンが進むにつれてそれがあだとなった。
一方レイダー警部が引き継ぐとやり方はまったくかわった。実に有能な警察官で、頼れる上司だ。シャロンは理想の上司。

バズの父と兄が殺された事件に進展がありそうでもあり、アンディの私生活、ひいてはシャロン・レイダーとの関係もさらに進みそうだ。サンチェス捜査官と引き取った子の関係にはラスティが絡みそう。

駈込み訴え

  • 分類:小説 (kindle)
  • 作者:太宰治
  • 題名:駈込み訴え
  • 評価:★★★★☆

申し上げます。申し上げます。旦那さま。あの人は、酷い。酷い。はい。厭な奴です。悪い人です。ああ。我慢ならない。生かして置けねえ。

なんだなんだ、何の話だと読み進めていくと、イエスとその弟子の話であった。
エス親分はそんなにひどかったのか。
エスがペテロの足をあらってやったときの場面が、ペテロらしくてちょっと笑ってしまった。ゆるふわ愛されキャラのペテロだ。

物語の終わらせ方が秀逸。かっこいい。

駈込み訴え

駈込み訴え

↓これすごく面白い上にわかりやすい。

恋するアクアリウム

「おいしいベランダ。」スピンオフ。
栗坂まもりに振られた佐倉井真也くんと幼馴染で年上の女性との関係を描く。

浅見桐子は仕事ができて面倒見がよい、サバサバ女子。SNSも楽しんでやっているみたいだし、今時のザ・OL。
会社を辞める羽目になった出来事は非常にかわいそうだが、後輩をあそこまでフォローしてやる人も今は希少人種だと思う。後輩、相当面倒くさい人だ。

マイペース人間の佐倉井真也は何を考えているのかよくわからないキャラだったのだが、本作でどんな人かちょっとわかったような感じ。

桐子がつきあっていた男の側の事情をもう少し知りたかった。
でもあの後輩は地雷だと思うがね~

好きな作家

お題「好きな作家」

好きな作家。

好きな作家といえば、全作品読みたい作家ということになってます、わたしの中では。

津村記久子

最初に読んだのは『アレグリアとは仕事ができない』で、どこへ連れていってくれるかわからない感じが、宮沢章夫岸本佐知子のエッセイと同じぐらいの高揚感を感じる。『浮遊霊ブラジル』が最高に好き。

浮遊霊ブラジル

浮遊霊ブラジル

川上弘美

芥川賞受賞作の『蛇を踏む』から出る小説はだいたい買っている(全部じゃないとこがダメだね~)。温度の低い感じの文章がすばらしくいい。好きなので少しずつ読むのだ。

蛇を踏む (文春文庫)

蛇を踏む (文春文庫)

太宰治

高校の教科書で『人間失格』を読んでから、作家というのは自分の人生を切り売りするものなのか、大変だな、と思ってから高校生のときにはずいぶん読んだ。
太宰が死んだ年齢を過ぎた今読むと、滑稽さが愛しく思える。

人間失格

人間失格

樋口一葉

にごりえ』は明治以後の女性が書いた小説の中で最高傑作だと思う。これを超える衝撃を与えてくれる小説は今までなかった。これを20代前半の女性が書いたかと思うと恐ろしいくらいだ。全集持っています。
日記も面白い。

にごりえ・たけくらべ (岩波文庫 緑25-1)

にごりえ・たけくらべ (岩波文庫 緑25-1)

にごりえ

にごりえ

立原えりか

小学生の時から大好きで、童話もいいけど大人向きなのも、人間のきれいな部分だけではなく闇の部分まで書いていて、子どものときからこの世界は思っているよりも大変なのかもしれないと思ったのを覚えている。
短編が絶品。

わたしとおどってよ白くまさん (講談社文庫)

わたしとおどってよ白くまさん (講談社文庫)

森見登美彦

もりみん。
太陽の塔』『夜は短し歩けよ乙女』でやられました。
『恋文の技術』が最高に好き。天才だと思った。

【Amazon.co.jp限定】 太陽の塔 (特典:新潮文庫の100冊キュンタ 壁紙ダウンロード)

【Amazon.co.jp限定】 太陽の塔 (特典:新潮文庫の100冊キュンタ 壁紙ダウンロード)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)

神田茜

講談師の神田茜先生です。
『女子芸人』を読んで全作品読もうと思った。非常に巧みなストーリー展開は新作を多く手掛ける講談師ならではだと思う。

女子芸人

女子芸人

三島由紀夫

『春の雪』を読んで、天才キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思った。
雪見に行く馬車の中での美男美女のキスシーン…美しかったな~
非常にビジュアル的で、耽美で優雅、絢爛な文章は一言一句噛みしめるように読みたい。

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

奔馬―豊饒の海・第二巻 (新潮文庫)

奔馬―豊饒の海・第二巻 (新潮文庫)

暁の寺―豊饒の海・第三巻 (新潮文庫)

暁の寺―豊饒の海・第三巻 (新潮文庫)

天人五衰―豊饒の海・第四巻 (新潮文庫)

天人五衰―豊饒の海・第四巻 (新潮文庫)

サバイバル・ウェディング #2~#5

  • 分類:ドラマ
  • 題名:サバイバル・ウェディング #2~#5

吉沢亮が出てるとそっちばっかり見ちゃうよね~

わたしの「こころのオアシスフォルダ」に入れときました。
疲れた時に眺めることにします。ありがとうございます。

吉沢亮瀬戸康史はまるでコミックから出てきたような顔をしているよね。
なんかすごいよね。神が創りたもうた奇跡だね。

このドラマは吉沢亮を見てるだけでいいよね。

あ、あと伊勢谷友介は声もいいねえ。笑うとしわしわだけどイケメンだわ。
ま、このドラマ藤田嗣治感しか印象にのこらないんだが。

サバイバル・ウェディング(文庫版)

サバイバル・ウェディング(文庫版)

dele #1~#3

  • 分類:ドラマ
  • 題名:dele #1~#3

1話完結もののミステリのようなドラマ。
契約者の要望通り、死後その人が所有しているデジタル機器から指定のデータを消してくれるという会社で働く2人と弁護士の話。

これは原作も面白そうだな。

山田孝之主演というだけで期待させるし、今のところ期待通り面白い。
菅田将暉って出演作によって髪型が全然違う。

dele (角川文庫)

dele (角川文庫)

dele2 (角川文庫)

dele2 (角川文庫)

買ったコミック

ちょっとしたBLも読みます。